こんにちは。栞です。
今回は、東京の十条にある「喫茶 深海」に行ってきました。
東京都 北区 十条 仲原1丁目14−2
深海は銭湯「十條湯」に併設された喫茶店で、2021年にリノベーションして新装開店したばかりの新しいお店です。
この喫茶店ではゼリーが非常に人気なので、今回はそのレポートをお届けします。
●十条珈琲で究極の球体プリンを頂く
喫茶 深海のゼリーはまるで宝石のよう
深海でオーダーしたのが深海ゼリーです。(480円)
深海という名前の通り、まるで海を思わせるように青く透き通ったゼリーが目を惹きます。
ゼリーの上にはホイップクリームとサクランボが乗せられており、見た目にも可愛らしさが溢れています。
またゼリーの中にはフルーツとナタデココが入っていて、フルーツからは程よい酸味と甘みが、そしてナタデココからは弾力に富んだ食感を味わうことが出来ます。
夢中で食べていたのでフルーツはみかんしか覚えておらず、申し訳ございません(汗)
ちなみに、ゼリーに掛かっている金色の粉は金箔です。
驚いたことに、この金箔はゼリーがお客さんの元に運ばれて来た時に掛けてくれました。
店員さんが「金箔を掛けてもよろしいですか?」と聞いてくれるので、金箔が必要であれば是非お願いしましょう。
ただ、通常のお店で「金箔を掛けてもよろしいですか?」と聞かれることは滅多にないため、一緒に行った友人は店員さんの言葉を聞き逃し、しかし反射的に「お願いします」と答えていました(笑)
店員さんが金箔を掛けた後で、「店員さんは何て言っていたの?」などと聞いて来たので、深海ゼリーを頼まれる方は店員さんから放たれる金箔に関する質問に備えておきましょう。
支払い方法は?
注意点として、深海の支払い方法は現金のみとなっています。
クレジットカードや電子マネー、QRコードでの決済は全て不可能であるため、お店を訪れる際には必ず現金を用意しておきましょう。
2024年1月より券売機を導入
私が訪れた時は飲食後に現金で会計を済ませるスタイルでしたが、2024年1月より、この方針が変更となっているため注意が必要です。
実は、同月より、お店に券売機が導入されたため、事前にチケットを購入する必要があります。
この券売機は喫茶店のメニューだけではなく銭湯の入浴券なども購入できるため、これ1台で喫茶店と銭湯のチケットを購入することが出来ます。
券売機の位置は入り口を入って左手にあります。
お店の公式インスタグラムでも券売機についての案内がされていますのでご確認ください。
この券売機は1万円札にも対応しているため、1,000円札や5,000円札を持ち合わせていなくても利用することが可能です。
お店の雰囲気や店員さんの接客は?
お店は正に昭和レトロな雰囲気で、昭和時代にタイムスリップしたような感覚を味わうことが出来ます。
実は、店員さんに伺ったところ、お店にある椅子やカーテン、掛け時計などの調度品は閉店した喫茶店や銭湯から譲り受けたものだそうです。
つまり、店内にある用度品はアンティーク調ではなく本物のアンティークということです。
お店の雰囲気が昭和レトロな空気を醸しだしているのは本物のアンティークが使用されているからなのです。
ちなみに、トイレはピンクのタイル張りで、そのタイルにはフラミンゴの絵が描かれていました。
このトイレも口コミでは可愛いと評判で、特に若い女性からは密かに支持を集めているようです。
店員さんの接客も申し分なく、こちらからお勧めのメニューを聞いても嫌な顔ひとつせず答えてくれました。
ただ、この喫茶店は銭湯も併設されていて、普段から地域住民が足しげく通っているお店なので一見客と常連客とで店員さんの対応に違いがみられるという声も見受けられました。
しかし、これは一見客をぞんざいに扱うという意味ではなく、常連客にはフランクに接しているという意味でしかありません。
そのため、こうした対応だけを以て、常連客を特別扱いしていると言うには不適切だと感じました。
普通に考えて、関係性が築けていない一見客を相手に馴れ馴れしく接する店員さんはいないでしょうし、いたらいたらで「あの店員は馴れ馴れしい」だとか「あの店員はタメ口で敬語も使えない」といった批判が出てくるはずです。
実際、私が受けた接客は懇切丁寧で親切でしたし、店員さんの態度が悪かったという印象は一切ありません。
ゼリーも絶品、店内の雰囲気も抜群、店員さんの接客も申し分ないとくれば、深海に行かない手はないでしょう。
コメント