こんにちは。栞です。
今回は、パリにある老舗のカフェ「Café de Flore(カフェ・ド・フロール)」をご紹介します。
172 Bd Saint-Germain, 75006 Paris
このカフェはフランスを象徴するカフェで、過去には哲学者のサルトルや画家のピカソなどが通っていた程の名店なのです。
カフェ・ド・フロールのレビューについては既に別の記事でご紹介しているので、今回は、カフェの待ち時間や店員さんについてご紹介します。
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カフェドフロールの待ち時間は?
カフェ・ド・フロールは朝7:30から営業していますが、私と友人は15:00頃のお店に着きました。
15:00といえばカフェタイムなので、長時間の並びも覚悟しましたが、10分ほどの待ち時間で入店することが出来ました。
カフェ・ド・フロールは観光客のみならず地元の方々にも愛されているカフェであるため、どの時間帯でも店内は混雑しており、常に満席状態だと思っていた方がいいでしょう。
私たちは平日の15:00頃に訪れましたが、運良く15:10頃には入店することができ、15:20頃にはオーダーした料理も提供されているほどスピーディーでした。
ただ、このカフェは常に満席状態ではあるものの、回転率も非常に良いため、見かけの混雑以上に自分の順番が回ってくるタイミングは速いと思われます。
実際のところ、私たちも30分ほどで食事を済ませて店内を後にしており、他のお客さんも長居している方はほとんどいませんでした。
これは私個人の印象となりますが、日本のカフェのようにコーヒー1杯で1~2時間も粘るというお客さんは皆無のようです。
ちなみに、「開店直後に行けば、待ち時間なしで入店できるのでは?」と考えた方も少なくないのではないでしょうか?
しかし、たとえ開店直後に行っても、待ち時間なしで入店できるかどうかは完全に運任せになります。
というのも、カフェ・ド・フロールはモーニングが有名なため、これを目当てに朝早い時間からお店を訪れるお客さんが後を絶たないからです。
ただ、先述した通り、待ち時間なしで入店できるかは完全な運任せなので、開店直後に行けばすぐに案内されるケースも十分にあり得ます。
事実、他の個人ブログでは、開店と同時に訪れたところ、店内はガラガラで、どの席も選び放題だったとのこと。
朝7時半のOPEN時間に訪れると、店内の席もテラス席も選び放題。
■「https://lepetitjournal.jp/2019/12/17/cafe-de-flore/」より引用
もちろん、これは個人の体験談に過ぎないため、開店直後(開店と同時)に行けば、必ず待ち時間なしで入店できるというわけではないことに注意が必要です。
しかし、カフェ・ド・フロールはお客さんの回転率も良いので、たとえ店前に行列が出来ていても、それで諦めてしまうのではなく、是非並んでみて下さい。
せっかくパリに来たのであれば、フランスを象徴するカフェを全身で体験して下さい。
日本人の店員さんはいる?
カフェ・ド・フロールは伝統的に白人の店員さん(ギャルソン)しか採用していませんでした。
しかし、2005年に、お店が創業して以来初となる日本人のギャルソンが誕生しました。
そのギャルソンの名前は山下哲也さんといい、「パリを愛し、パリに愛された男」と評される程の人物なのです。
カフェ・ド・フロールを訪れるのであれば、ぜひ山下さんの接客を受けてみたいものですが、山下さんがどのテーブルを担当しているのかが分からないため、これも運任せとなりそうです。
事実、私たちが訪れた時は山下さんらしき姿さえも確認できなかったため、山下さんの姿を見かけられるだけでも相当ラッキーかもしれません。
ちなみに、日本の飲食店とは異なり、海外の飲食店では、店員さんが受け持つテーブルやエリアが予め決まっていることがほとんどです。
そのため、自分のテーブル近くを偶然通りがかった店員さんを呼び止める行為は海外ではNGです。
また、これは日本では当たり前の行動ですが、海外では手を挙げて「すみません」と店員さんを呼ぶ行為もNGなので注意して下さい。
こうした文化の違いから、たとえ店内で山下さんの姿を見かけても、山下さんが自分のテーブルを担当していないのであれば、呼びつけたり接客を求めるようことはしてはいけません。
ただ、山下さんの所作には一切の無駄がなく、その動きは「俳優のようだった」とまで形容されているので、たとえ接客を受けられなくても、一見の価値は大いにあるでしょう。
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