Le Relais de l’Entrecôteをレビュー!予約できる?

こんにちは。栞です。

今回は、パリにあるステーキ専門店「Le Relais de l’Entrecôte(ル・ルレ・ドゥ・ラントルコート)」をご紹介します。

[住所]
●15 rue Marbeuf – 75008 Paris

[営業時間]
●12:00~14:30
●19:00~22:30

[補足]
ラントルコートはパリに3店舗あり、他の2店舗の住所は下記の通りです。
●20 rue Saint-Benoit – 75006 Paris
●101 boulevard du Montparnasse – 75006 Paris

2025年1月、友人とパリを訪れた際に、お勧めのステーキハウスとしてラントルコートを紹介されました。

このお店ではメニューが1種類しか存在しないという革命的なシステムが採用されているのです。

今回は、ラントルコートのレビューをお届けします。

Le Relais de l’Entrecôteのステック・フリットをレビュー

ラントルコートでオーダーしたステーキがこちらです。

この料理は「ステック・フリット」といい、ステックはステーキを意味しており、フリットはフライドポテトのことを指しています。

見た目通りの料理ですが、これはフランスの国民食と言える程、フランスではメジャーな家庭料理なのです。

冒頭でも説明した通り、ラントルコートではメニューがこの1種類しか存在しないため、店員さんから聞かれるのは「肉の焼き加減」と「飲み物の有無」だけとなります。

肉の焼き加減は「レア」「ミディアム」「ウェルダン」の3種類から選べますが、フランス語では次のようにオーダーします。

●レア・・・サニャン(saignant)

●ミディアム・・・ア ポワン(a point)

●ウェルダン・・・ビヤン クィット(bien cuite)

恐らく英語でも通じるとは思いますが、フランス語でオーダーした方がスムーズにやり取りが出来ると思います。

私たちはレアをオーダーしたのですが、上質なステーキ肉が使われているようで、口に入れた瞬間に溶けてしまう程に柔らかくジューシーでした。

実は、この翌日にも別のお店のステーク・フリットを食べているのですが、そちらはお肉がやや硬く、パサパサとした食感でした。

一口にステーク・フリットといっても、そのレシピはお店によって異なっていて、ラントルコートではオリジナルのソースが掛けられているのです。

このソースはバジルをベースにしており、創業以来、一貫して同じレシピで作られている秘伝のソースなのです。

ただ、レシピは企業秘密で公開されていないため、残念ながらその味を再現することは不可能となっています。

これは私の予想ですが、このソースにはバジルの他にバターが使われているようで、バジルのさっぱりとした風味にバターの濃厚な風味が加わっており、より食欲を搔き立てられました。

2回サーブしてくれる

ラントルコートではステーキとポテトを2回に分けてサーブしてくれます。

そのため、1度食べ終わったタイミングで店員さんがステーキとポテトを足してくれるのです。

ただ、2回目にサーブしてくれる量は、ポテトは1回目と同じでしたが、ステーキに関してはやや少なかったという印象があります。

これは2回目にサーブする量を少なくしているのか、それとも店員さんの判断によるものかは不明です。

別のグルメサイトでは「同じ量をサーブしてくれる」と説明されていましたが、私個人の体験では、ステーキの量だけが1回目と比べてやや少なかったというのが正直な感想です。

ちなみに、サーブしてくれる回数は2回だけで、それ以降はいくら待っても”追いステーキ”や”追いポテト”はありませんので注意して下さい。

というのも、私は友人から「料理が無くなったら追いステーキ(追いポテト)をしてくれる」とだけ説明されていたため、わんこそばのように無限にステーキやポテトを追加してくれるものだと勘違いしていました。

そのため、2回のサーブが終了した後も3回目のサーブを期待していて、次のサーブが来るまでポテトを敢えて残しておいたのです。

ところが、その残されたポテトを見た店員さんは「もう食べられないのだろう」と判断したのか、私に断りもなくお皿を下げてしまったのです。

突然のことで何が起きたのか分からなかった私でしたが、友人から「サーブは2回だけ」と説明され、私の誤解が解けたというわけです。

サーブの回数が2回までと最初から知っていたら、あのポテトを残しておくことはせず、全て食べきっていたのにと後悔した瞬間でした。

並び方や予約は?

冒頭でも説明した通り、ラントルコートは3店舗ありますが、私たちが訪れたお店では「wait here(ここでお待ち下さい)」と書かれたボードが立てかけられていました。

そのボードが立てかけられていた位置は、以下のストリートビューでグレーの車が止まっている場所でした。

グレーの車が止まっている位置に道路標識のようなものがありますが、丁度この位置にwait hereのボードが立っていました。

私たちはランチの利用でしたが、営業時間の1時間前(11:00)から並んでいたため、1番目に入店することが出来ました。

ラントルコートは超人気なので11:30には既に行列が出来ていました。

もし1巡目に入店したいのであれば、遅くとも11:30には並んでおくといいかもしれません。

ちなみに、ラントルコートは全店舗で予約を受け付けていないため、お店を利用するには必ず並ばなければなりませんので、この点は注意が必要です。

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