元祖しっとり系チャーハンの聖地【丸鶴】に行ってきた

こんにちは。栞です。

今回は、東京の板橋区にある老舗中華「丸鶴」のレポートです。

店主は岡山 実さんで、なんと10歳から料理人の世界に足を踏みいれた大ベテランです。

そして、岡山さんの息子というが元No.1ホストの城咲 仁さんなのです。

丸鶴のチャーハンはしっとり系で、従来の「チャーハン＝パラパラ」というイメージを覆した元祖しっとり系チャーハンとして根強い人気を誇っています。

そんな丸鶴のチャーハンを実食してきましたので、その感想をお送りします。

チャーハン×とびこ＝最高のハーモニー

2024年4月現在、丸鶴のメニューは主に「チャーハン系」と「ラーメン系」となっています。

過去には野菜炒めや日替わり定食などのメニューが揃っていましたが、YouTubeで丸鶴が紹介されたことで人気に拍車が掛かり、メニューを簡略化したという経緯があります。

私が今回オーダーしたのは「とびこチャーハン」です。

これは丸鶴オリジナルで、熱々のチャーハンの上に魚卵のとびこが掛かっています。

一見するとミスマッチのように思えますが、実際に食べてみると、とびこの塩味とプチプチが良いアクセントになっていて抜群のハーモニーを奏でていました。

チャーハンととびこを混ぜて食べてもいいですが、最初は別々に食べることをお勧めします。

というのも、丸鶴のチャーハンは濃いめの味付けなので、濃いめが得意ではない方だととびこの塩加減も相まって、塩辛く感じてしまうことがあるからです。

そのため、丸鶴を最初に訪れるという方はチャーハンととびこは混ぜずに別々に食べることをお勧めします。

とびこは大栄フーズ

丸鶴で使用されているとびこは「大栄フーズ」社のものを採用しています。

YouTubeには丸鶴の営業に密着した動画がアップされていますが、その中で店主自らが「とびこは大栄フーズが一番美味い」と発言していました。

大栄フーズのとびこは市販されているため、一般人でも購入することが可能です。

肝心のチャーハンは秘伝のレシピで作られているので一般人が再現することはまず不可能ですが、このとびこであれば誰でも入手が可能です。

注意点や不満点

丸鶴を訪れた時に感じた注意点と不満点がこちらです。

注意点①：オーダーの追加ができない

YouTubeでバズったことで人気に拍車が掛かり、連日、異常なまでの大行列が出来ています。

そのため、先述した通り、お店側はメニューの削減して迅速な提供を図っているわけです。

ただ、メニューの簡略化以外に最も注意すべき点は「オーダーの追加ができない」ということです。

例えば、最初にラーメンを注文して、あとでチャーハンを頼みたくなった場合、他のお店であれば店員さんにお願いすれば、チャーハンを追加オーダーできます。

しかし、丸鶴では大量のお客さんを迅速に捌かなければならないため、追加オーダーは受け付けていないのです。

これは丸鶴独自のルールで、最初の注文時に店員さんから「追加オーダーはできません」と説明されます。

ところが、この説明を聞き逃す人間が一定数いるため、口コミを見ると追加オーダー出来なかったというクレームが寄せられています。

確かに追加オーダーが出来ないのは不便ですが、これも円滑にお店を回すための方策なので、丸鶴を訪れる際はお店のルールに従いましょう。

注意点②：2024年4月現在は臨時休業中

2024年4月10日現在、丸鶴は店主の体調不良（入院）により、臨時休業中となっています。

当初は4月8日から営業再開の予定でしたが、店主の体調が芳しくなく、休業期間が延長する事態となっています。

丸鶴には公式サイトやSNSが存在していないため、お店の再開時期については、息子の仁さんのTwitterで情報を入手することが確実です。

ただ、仁さんによると、4月～5月中に営業再開は難しいとのことなので、早くとも再オープンは2024年6月になると思われます。

不満点：半チャーハンやラーメンセットがない

丸鶴はチャーハンを最大の売りにしていますが、「半チャーハン」のメニューが存在しません。

そのため、ラーメンとセットで食べたい時はチャーハンとラーメンを別々でオーダーする必要があります。

丸鶴のチャーハンを並盛りでも相当の量があるため、小食の方では並盛でも完食できないかもしれません。

丸鶴のラーメンも絶品なので、本来ならチャーハンとラーメンを同時にオーダーしたいのですが、私の胃袋では両方を完食することは出来ないため、泣く泣くどちらか一方をオーダーするようにしています。

友人と一緒に行くのであれば、チャーハン2人前とラーメン1杯を頼んで、ラーメンを2人でシェアするのもいいでしょう。

ラーメンのレビューもありますので、ぜひ以下の記事も併せてご覧ください。