原宿にある隠れ家的カフェ”クリスティー”に行ってきた

こんにちは。栞です。

今回は、東京の原宿にあるカフェ「クリスティー」に行ってきました。

[住所]
東京都 渋谷区 神宮前1丁目16−1

[電話番号]
03-3478-6075

竹下通りから1本逸れた脇道にある昭和レトロなお店で、「原宿=若者の街」というイメージを覆すほど落ち着いたお店です。

今回は手作りデザートとコーヒーを頂いて来たので、そのレポートをお届けします。

昭和レトロなクリスティーで優雅なティータイム

今回オーダーしたのは「イートン・メス」です。

イートンメスとは、イギリスでは伝統的なデザートで、屈指の名門校として知られるイートン校でクリケットの試合後に食べられていたことが由来となっています。

「メス(mess)」には「ぐちゃぐちゃ」という意味合いがあり、材料となるイチゴ・ホイップクリーム・メレンゲなどをぐちゃぐちゃに混ぜて食べるのが正当な食べ方です。

そのため、普通のパフェとは違って上の段から順番に食べていくわけではないのです。

イートン・メスを知らない方にしてみれば、ぐちゃぐちゃにして食べるという行為は下品に思えるかもしれませんね(笑)

私自身、今回初めてイートン・メスを食べましたが、味の感想はというと、「超甘い!」の一言に尽きます。

ホイップクリームにメレンゲが混ざり、さらにイチゴのシロップまで掛けられているため、それは筆舌に尽くしがたい甘さでした。

もともとイートン・メスはクリケットの試合後に提供されていたものなので、試合で疲弊した選手の疲労を和らげるために過剰に糖分を摂取できるように作られていたのかもしれません。

いつの時間帯でも程よく空いている

私は何度もクリスティーに足を運んでいますが、何度もリピートしてしまう最大の理由は「どの時間帯でも混んでいないこと」です。

朝・昼・晩、平日・祝日など全ての曜日や時間帯に訪れたことがある私ですが、これまで満員という状況に遭遇したことがありません。

やはり、竹下通りから1本逸れた脇道にお店があるためか、クリスティーは隠れ家的なお店になっているのかもしれません。

ただ、お店で提供されているデザートやドリンクの美味しさは折り紙付きで、クリスティーは「おいしい紅茶の店」として1988年から2024年現在に至るまで表彰され続けているのです。

デザートも全て店内で手作りしているという気合の入れようで、これで不味いはずがありません。

接客や店員さんの雰囲気は?

店内はレトロな雰囲気で、クリスティーだけ時間がゆっくり流れているかのような心地よい空間です。

竹下通りが修学旅行生や観光客で常にごった返しているだけに、ここだけ異世界のような空間が広がっているのではないかという錯覚さえ感じさせます。

店員さんも穏やかで落ち着いた接客で、付かず離れずという距離感で接してくれます。

例えば、グラスが空になっていればお水を継ぎ足してくれるし、こちらからお勧めのメニューについて質問すれば快く答えてくれるといった具合です。

今回私はコーヒーをオーダーしたのですが、実は、その前に紅茶について色々と質問をしていました。

一口に紅茶といっても、茶葉の収穫地や旬などで風味が全く異なり、人によって好みに違いが出てきます。

また、甘いデザートには甘みのない紅茶が合うなど、メニューによってもお勧めの紅茶が変わるのです。

こうした質問にも快く答えて下さった店員さんには感謝しかありません。

さらに、店員さん同士で私語をするわけでもなく、常にお客さんの動向に気を配り続けている点も好感を持ちました。

そんなお店の雰囲気からか、お客さんも穏やかな方が多く、読書をしている方もいれば、優雅なティータイムを楽しんでいる方もいました。

カップルのお客さんもいましたが、会話の音量に気を遣っており、特段騒がしいということもありません。

やはり、素敵なお店には素敵な店員さんとお客さんが集まるんだなと実感した瞬間でした。

注意点:トイレと会計について

クリスティーを利用する上で注意して頂きたいことは「トイレの場所」と「会計方法」です。

まず、トイレは店内にはなく、お店の最奥にあるドアを出た外側にあります。

もちろん、トイレの場所が分からなければ店員さんに聞けばいいだけの話ですが、ここは注意点として押さえておく方が良いでしょう。

そして会計方法ですが、クリスティーは現金決済のみで、クレジットカードやPayPayなどのキャッシュレス決済には対応していません。

そのため、クリスティーを利用する際には必ず現金を用意して下さい。

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