武将家と外伝の違いを徹底解剖してみた

こんにちは。栞です。

今回は、東京の秋葉原にある家系ラーメン「武将家 外伝」に行ってきました。

[住所」
東京都 千代田区 神田松永町16

前回は「武将家」に伺いましたが、この外伝はそのお店の姉妹店となります。

しかし、ただの姉妹店(2号店)ではなく、1号店と差別化を図っているのです。

今回は、「武将家」と「武将家 外伝」の違いについてレポートをお届けします。

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「武将家」と「武将家 外伝」の違い|(1)スープは非乳化

外伝で頂いたラーメンがこちらです。

これに対して、前回の武将家でオーダーした品がこちらです。

一見すると同じ家系ラーメンに見えますが、実は、主な違いが2つあります。

まず1つ目がスープです。

武将家の記事でも言及していますが、武将家のスープは乳化しているため、スープと脂が一体化しています。

これにより、豚骨や醤油の風味がマイルドに変化しているのです。

しかし、外伝のスープは非乳化で、スープと脂が完全に分離しており、スープの上に脂が浮いている状態になっています。

スープと脂が分離していることで、外伝のスープは豚骨や醤油の風味が強く香り立っているのが最大の特徴です。

武将家のスープはベージュですが、外伝のスープは醤油の色が際立っていることがお分かり頂けると思います。

武将家も外伝も正統派な家系ラーメンなのでどちらも濃厚な醤油豚骨スープですが、非乳化な分、外伝の方が醤油の味が強めに出ています。

私は家系ラーメンに行くと必ず「麺固め」「味濃いめ」「脂薄め」でオーダーするのですが、外伝もこれと同じ仕様で注文したところ、スープがあまりにも濃くて飲み干すことが出来ませんでした。

そのため、初めて外伝を訪れる方は「味普通」にした方が良いかもしれません。

「武将家」と「武将家 外伝」の違い|(2)チャーシューは燻製

武将家と外伝の違いとなる2つ目はチャーシューです。

実は、外伝のチャーシューは燻製になっているのです。

そのため、一口食べるとスモーキーな風味が口いっぱいに広がります。

また、火入れも絶妙で、多少の赤身が残っているややレアな焼き具合となっています。

これに対して、武将家のチャーシューに赤身の部分はないため、この点でも差別化を図っているのでしょう。

武将家のチャーシューは最後まで火入れしているので身は引き締まっていて、最後まで歯ごたえがあります。

一方、外伝のチャーシューはホロホロで口入れた瞬間にとろけてしまう程でした。

「武将家」と「武将家 外伝」の違い|(3)ご飯の付け合わせは高菜

武将家と同じくご飯は無料サービスとなっていますが、その付け合わせである漬物の種類が異なります。

武将家ではご飯の付け合わせとして「きゅうりの漬物」が提供されていますが、外伝では「高菜」となっています。

どちらもお替り自由でご飯のお供には最高なので、これは好みとなるでしょう。

接客や店員さんの雰囲気は?

武将家 外伝の席数は13席で、I字型に配置されています。

入店して右手に冷水器と紙エプロンが配置されており、こちらはセルフサービスとなっています。

店内は清掃が行き届いており清潔ですが、家系ラーメンでは大量も豚骨を煮込むので獣臭がします。

これは1号店の武将家も同じでしたが、外伝の方が獣臭が強い印象を受けました。

ただ、外伝の床は脂っぽくなく、一切滑らなかったことが驚きです。

[補足]
武将家も清掃が行き届いており綺麗ですが、床は脂っぽくて滑りやすかったため、転倒による怪我にご注意ください。

お店の構造上、横一列に並んで座るスタイルですが、通路幅は大人1人が余裕で往来できます。

しかし、横幅が広い方だと多少の難儀はするかもしれません。

こうした構造から、お店に入る時は奥から詰めて座るのがマナーかもしれません。

また、出入り口に近い席は入店・退店時には楽ですが、常に人の出入りがあるため、落ち着いてラーメンを味わいたい方には不向きです。

さらに、出入り口に最も近いことから、人の出入り時、夏には熱気が、冬には寒気が容赦なく流れ込みます。

温度の変化に敏感な方は出入り口から遠い席に座った方が良いでしょう。

なお、店員さんは武将家と同じで活気がありました。

ただ、外伝の店員さんの方が年齢が若く、20代~30代前半という印象です。

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