こんにちは。栞です。
今回は、東京の神保町にある老舗の喫茶店「古瀬戸珈琲」に行ってきました。
[住所]
東京都 千代田区 神田小川町3-10
[電話番号]
03-3233-0673
神保町の古瀬戸珈琲で正統派チーズケーキを食す
古瀬戸珈琲で頂いたのはレアチーズケーキです。(490円)
古瀬戸珈琲のレアチーズケーキは低温で焼いており、しっとり&ねっとりした仕上がりになっています。
例えるなら、焼き芋の紅はるかのような食感です。
程よい酸味と甘味が絶妙で、ザ・チーズケーキと言える正統派な風味です。
神保町で老舗の喫茶店であるが故、チーズケーキの作りも風味も奇をてらうことはなく、正統派の路線でした。
近年では若者向けを意識して過度にSNS映えを意識したメニューを提供するお店も少なくありませんが、古瀬戸珈琲はあくまでも”中身(味)”で勝負といったところでしょうか。
こうした姿勢から、古瀬戸珈琲からは王者の風格を感じました。
ちなみに、チーズケーキにはグレープフルーツのジャムが添えられているため、これと一緒に食べると爽やかな風味がプラスされ、一気に味変できるので、ぜひ一度ご賞味ください。
【チーズケーキが美味しいお店】
●TSUBASA COFFEEの甘くないチーズケーキに舌鼓
カウンター席では200種類以上のカップから自由に選べる
古瀬戸珈琲にはカウンター席とテーブル席がありますが、カウンター席には”ある特典”があります。
それは、コーヒーを注文すると、200種類以上のカップから好きなカップを選べるというものです。
古瀬戸珈琲に鎮座するカップがこちらです。
私は食器には詳しくないのですが、時間がある時は、オーナーの奥様がカップについて説明してくれます。
自分好みのカップで飲むコーヒーは美味しさ2倍増しになることは確実でしょう(笑)
席が自由に選べるのであれば、カウンター席をお勧めします。
喫煙や注意点など
古瀬戸珈琲を利用する際には以下の点にご注意ください。
●全席禁煙
●混雑時に並んで待機することは禁止
●グループで入店する際は最大6名まで
●Wi-Fi環境はなし
特に支払い方法については注意が必要で、クレジットカードや電子マネーなどには対応していません。
そのため、お店を利用する際は必ず現金をご用意ください。
ちなみに、古瀬戸珈琲は2階段にありますが、この階段が少し急で狭いため、足腰の弱い方は特に注意して昇降して下さい。
接客や店員さんの雰囲気は?
店内はウッディな雰囲気で、レトロ感が漂う落ち着いた佇まいとなっています。
かつては分煙システムが導入されていたため、店内では喫煙することも可能でしたが、2024年5月現在では完全禁煙に移行しています。
席数は34席で、カウンター席が12席、テーブル席が22席となっており、中規模のお店と言えます。
地元民に愛されるお店なので常連のお客さんが多く、オーナー夫妻とも顔見知りの方が散見されました。
オーナー夫妻も常連さんには親しげに会話をしており、その様子から柔和な人柄が伝わってきました。
ただ、一見のお客さん相手には適度な距離を保っていて、付かず離れずを意識しているように見えました。
店内が非常に落ち着いているため、中には読書に耽る人や1人で静かにコーヒーを味わっている人もいました。
そのため、オーナー夫妻はお客さんが会話を楽しみたい方なのか否かを1人1人見極めて、その人に合った対応をしていると思われます。
これは木花日和(コノハナビヨリ)というカフェの店主さんにも感じたことで、繊細な心遣いに感動したことを覚えています。
事実、初めて古瀬戸珈琲を訪れた方がカップや食器について質問したところ、非常に愛想よく丁寧に答えてくれたという口コミもありました。
そのため、一見さんでも「会話したい」というオーラをガンガンに出していれば、それをオーナー夫妻が汲み取って、色々と話を振ってくれると思います(笑)
ただ、古瀬戸珈琲は非常に人気店で常にお客さんの出入りがあるお店なので、多忙な時や混雑している時はお店に配慮すべきでしょう。
常連客が多いと聞くと、何となく入店のハードルが高いと思うかもしれませんが、こちらのオーナー夫妻は気さくな方なので、ぜひ一度はお店に足を運んでみて下さい。
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