こんにちは。栞です。
今回は、パリにある大衆レストラン「Bouillon Chartier(ブイヨン・シャルティエ)」をご紹介します。
7 Rue du Faubourg Montmartre, 75009 Paris
ブイヨン・シャルティエはメニュー全てが低価格であるため、ランチやディナーの時間帯には毎日行列が出来るほどの人気店となっています。
今回は、ブイヨン・シャルティエに行った時のレポートをお届けします。
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パリ|Bouillon Chartier(ブイヨン・シャルティエ)のステークフリットをレビュー
今回オーダーしたのがこちらです。
これはフランスでは定番の家庭料理で、ステークフリットと呼ばれている国民食です。
実はパリでステークフリットを食べるのはこれが2回目で、この前日に訪れたLe Relais de l’Entrecôte(ラントルコート)でもオーダーしています。
ラントルコートでオーダーしたステークフリットがこちらです。
同じステークフリットでもお店によって仕上がりは全く異なっていて、それぞれに特徴があります。
例えば、ラントルコートの肉は「レア」「ミディアム」「ウェルダン」という3つの焼き加減を選ぶことが出来ますが、シャルティエでは焼き加減を選ぶことは出来ません。
実際に食べてみると肉質は硬くて歯ごたえがあり、若干のパサつきを感じました。
ただ、肉を切ってみたところ、以下の通り、赤みの部分が残されていたため、焼き加減はミディアムなのかもしれません。
しかし、赤みこそ残されていたものの、生肉の感触はなかったことから、レアが苦手な方でも食べることが出来ると思われます。
肉の上に乗っている緑の物体はバターで、緑色をしている理由はこれにバジルが入っているからです。
ラントルコートのステークフリットには緑色のソースがかけられていましたが、これもバジルをベースにしています。
両方ともバジルをベースにしたバターやソースが使用されていましたが、よりバジルの風味が感じられたのはラントルコートの方で、今回のシャルティエはバジルの風味が控えめでした。
ちなみに、両方のお店ともフリット(フライドポテト)には味が付いておらず、塩などの調味料もかかっていませんでした。
ただ、ラントルコートのステークにはバジルソースが絡んでいるため、これをディップしながら食べると、バジルの風味が加わってサッパリと頂けるはずです。
一方、シャルティエは、バジルのバターもそれほど風味が強くないため、淡泊な味わいになるかもしれませんが、ポテト1本1本が厚切りなので、非常に食べ応えがありました。
待ち時間や予約は?
シャルティエは行列必至の人気店なので、お店を利用する際には相応の待ち時間を覚悟しなければなりません。
ただ、私は開店時間(11:30)の1時間前から並んでいいため、実質的に1番目に入店することが出来ました。
11:00頃から行列ができ始めていたので、1巡目で入店してい方は遅くとも開店30分前から並び始めるといいでしょう。
しかし、1巡目で入店できるのであれば、1巡目の最初であろうと最後であろうと、大差ないと思われます。
というのも、このお店は毎日行列が出来るほどの人気店なので、お店に入れば必ずと言っていいほど相席になるからです。
私は友人と共に訪れたため、相席という事態は免れましたが、入店してから間もなく隣の席(2人掛け)にカップルが案内されました。
また、1人で入店していたお客さんは相席になっていたため、たとえ1巡目の1番目に入店できたとしても、自分の隣席や前の席が空席になる可能性は限りなく低いと考えておくべきです。
ちなみに、シャルティエは原則的として予約を受け付けていないため、入店するためには待つしかありません。
ただ、原則には例外がつきもので、これはシャルティエにも当てはまると思われます。
というのも、1番目に並んでいた私たちを差し置いて、20人~30人の団体客(日本人)が先に案内されたからです。
団体客の会話から、この集団はパックツアーの旅行者で、恐らく旅行会社を通じて事前にお店を予約していたはずです。
だからこそ、この団体客は1番目に並んでいた私たちを真横から抜き去ってお店に入っていたのでしょう。
事実、ツアーコンダクターと思われる女性が「私たちは事前に予約してあるから、列に並ばなくていい」とツアー客に向けて説明していました。
しかし、これは団体客だからこそ予約が出来ただけで、普通の観光客がお店を予約することは出来ないため、この点は注意が必要です。
また、パックツアーに申し込んだとしても、その旅行会社に交渉力がなければ、シャルティエを予約することは出来ないはずです。
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