こんにちは。栞です。
今回は、神楽坂にあるATELIER KOHTA(アトリエコータ)に行ってきました。
東京都 新宿区 神楽坂6-25
アトリエコータは名百店にも選出されたパティスリーで、お客さんが絶えない人気店となっています。
今回は、アトリエコータでパフェを頂いて来たので、そのレポートをお届けします。
アトリエコータ神楽坂店で桃パフェを堪能
アトリエコータでオーダーしたのが「桃とライチのかき氷風パフェ」です。(1,900円)
”かき氷風”と銘打っているだけあって、これはかき氷ではありません。
ただ、かき氷の代わりに桃のシャーベットが使われており、清涼感あふれる風味となっていました。
このパフェの構成がこちらです。
●フレッシュクリーム
●桃シロップグラニテ
●桃コンポート
●桃シャーベット
●フレッシュクリーム
●ライチグラニテ
●ライチ
●フレッシュクリーム
使用されている桃は生ではなくコンポートですが、過度な甘さはなく、桃の風味が残されていました。
店員さんがパフェを運んでくれると、パフェの説明があり、その際に、ちょっとした注意点として「パッショングラニテが酸っぱいので、フレッシュクレームと一緒にお召し上がり下さい」と言われました。
グラニテとはフランス語で「ザラザラした」という意味の氷菓子で、主にコース料理の口直しとして供されます。
人間の舌は繊細なので濃い味や脂の多い料理を食べていると、舌の感覚が鈍磨してしまいます。
そのため、味覚をリセットするためにグラニテが提供されるのです。
グラニテはメインディッシュの直前に出されることが定番ですが、今回のパフェはかき氷風であることから、このグラニテでかき氷を再現していると思われます。
店員さんから「酸っぱい」と言われたグラニテを一口食べてみると、私は酸味を全く感じず、むしろパッションフルーツの爽やかな酸味が口いっぱいに広がりました。
酸味が過度に苦手な方でなければ、このグラニテだけでも美味しく頂けるはずです。
店員さんはフレッシュクリームと一緒に食べることをお勧めしていましたが、私はパッションフルーツの爽やかさを楽しみたかったので敢えてこのまま頂きました。
パフェにはライチも使用されており、こちらは桃とは違って生のままでした。
生のライチ特有のプルンとした食感と適度な甘さが印象的で、桃にも負けない存在感でした。
予約はできる?
神楽坂では予約は原則として受け付けていません。
敢えて「原則として」と述べたのは例外があるからです。
それは「プラチナカード」を所有している方はお店を予約することが出来るのです。
この予約方法についてはお店の公式サイトでも説明されています。
予約方法
・お電話のみ承れます。・ご予約の際お名前をお伝え下さい。
ご希望の日時、人数(MAX5名様)
※「https://www.atelierkohta.net/会員カード、予約について/」より引用
予約ができるのはプラチナカードを所有している方のみとなりますが、「来店を希望する人数」の項目があることから、このカードを所有している人間が1人でもいれば、最大5人までお店を予約できることになります。
自身がプラチナカードを所有していない状態でお店を予約したい場合は、友人・知人の中にプラチナカードを所有している人間がいないか探してみるといいでしょう。
プラチナカードの入手方法は?
お店の公式サイトではプラチナカードの入手方法は明記されておらず、「販売終了」とだけ記載されていました。
そこで、プラチナカードがどのように形態で販売されていたのかを調べたところ、これは2019年に実施されたクラウドファンディングのリターンという形で提供されていたことが分かったのです。
クラウドファンディングの様子は以下のURLよりご覧いただけます。

このサイトによると、プラチナカードは最低でも18,000円を寄付した方へのリターンとなっていました。
これ以降、アトリエコータがクラウドファンディングを実施したことはないため、この機会以外にプラチナカードを入手する方法はありません。
現在のところ、プラチナカードの再販などもアナウンスされていないことから、これは非常に価値のあるカードとなっています。
ちなみに、プラチナカードは全部で100枚配布されており、その全てが完売となっているため、このカードを所有している人間は100人しか存在していないようです。
テイクアウトはできる?
アトリエコータではガラスケースの中に生菓子(ケーキ)が並んでおり、そこから選んで注文することもできます。
ただ、2024年6月9日からテイクアウトのサービスを停止しているのです。
神楽坂、6/9からテイクアウト生菓子の販売を一時休止します。
スタッフ不足により、カウンターの営業時間が確保出来ないからです。
ホールケーキの予約販売は通常通り行います。
また、原材料の高騰も理由の一つです。
デザートの値段をこれ以上上げないためでもあります。— アトリエコータ (@m62GIn4UWsAYmpG) June 5, 2024
上記の通り、人手不足により、カウンターでの対面販売に対応できる時間を確保できないようです。
また、材料費の高騰もあり、生菓子のテイクアウトを一時的に休止しているというわけです。
現在のところ、テイクアウトできるのはホールケーキのみで、それ以外の生菓子については持ち帰ることは出来ず、イートインのみの対応となっています。
しかし、お店のツイートにもある通り、「一時休止」「落ち着いたら生菓子再開したい」と述べられていることから、いずれはテイクアウトが再開されると思われます。
それまで混雑していない時間帯を狙うなどして、店内でデザートやケーキをお楽しみください。
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