こんにちは。栞です。
今回は、埼玉県 本庄市にある家系ラーメン「楊貴家(ようきや)」に行ってきました。
埼玉県 本庄市 栄1丁目5
”家系ラーメン不毛の地”と言われる埼玉県ですが、実は、家系ラーメン本流である名店が楊貴家なのです。
本流の流れを汲みながら、独自に改良を加えたスープを開発しており、県内トップクラスの人気を誇る家系ラーメン店となっています。
今回は、家系ラーメン本流の流れを組む楊貴家についてレポートします。
楊貴家はあっさり派の家系ラーメン!
楊貴家で頂いたチャーシューメンがこちらです。(900円)
楊貴家は「女性でも飲み干せるスープ」を信条に掲げているため、他の家系と比較すると、スープはあっさり目となっています。
事実、透き通るスープを見れば一目瞭然のように、粘度は低く、サラサラ・シャバシャバとした仕様です。
楊貴家の系譜を辿ると、「本牧家(ほんもくや)」に行きつきますが、これは家系ラーメン総本山である「吉村家」の2号店なのです。
この本牧家から「寿々㐂家(すずきや)」が派生(暖簾分け)し、そこから楊貴家が生まれたのです。
「吉村家(総本山)→本牧家(2号店)→寿々㐂家→楊貴家」という系譜を辿るため、楊貴家は直系の家系ラーメンと言えます。
本牧家の系譜はクラシック系とも言われ、本家本元の味を忠実に受け継いでいると評価されています。
ただ、楊貴家はそこから更に独自の改良を加えており、女性でも飲み干せるスープの完成に至ったというわけです。
今回、私は「味濃いめ」でオーダーしましたが、それでも他の家系では「味普通」に当たる位の濃さでした。
これは個人の感覚ですが、楊貴家のスープの濃さは他の家系と比較して1段階下がると思います。
初めて楊貴家を訪れる方は以下を目安とすると、自分に合った濃さで美味しく頂けるでしょう。
●味濃いめ→味普通
●味普通→味薄め
●味薄め→味超薄め
一口に家系ラーメンと言っても、各流派によって味の濃さなどが全く違うため、自分のこだわりが確立していても、それが全く通用しないお店もあります。
例えば、秋葉原にある武将家と武将家 外伝ではスープの濃さが如実に異なっており、外伝で「味濃いめ」を頼んだところ、スープを飲み干すことが出来ない程でした。
最高の1杯に出会うためにも、本記事がその一助になれば幸いです。
ご飯は有料
家系ラーメンと言えば、ご飯との相性が抜群で、多くの店舗では無料で提供されています。
楊貴家もご飯が提供されていますが、こちらは有料での提供となっていることに注意が必要です。
ご飯の価格がこちらです。
●ライス(並)・・・150円
●ライス(大)・・・200円
楊貴家は食券制となっており、ライスのボタンは下側に配置されているので、ご飯が欲しい方は忘れずの食券を購入しましょう。
駐車場は2カ所あり
楊貴家の駐車場は2カ所あります。
1カ所目はお店に隣接しています。
そして、2カ所目はお店から数秒離れた場所にあります。
おススメの駐車場は2カ所目で、こちらの方が混まないため、比較容易に出入りが出来ます。
1カ所の駐車場はお店に隣接しているためか競争率が高く、お昼時は出入りに難儀するはずです。
接客や店員さんの雰囲気は?
客席は厨房を囲むようにU字型をしており、オープンキッチンなので店員さんのラーメン作りを間近で観ることが出来ます。
店員さんはいかにも職人といった雰囲気で、初見では怖いと思う方もいるかもしれません。
かくいう私もその一人でした。
ただ、ラーメンが出来上がると、わざわざ席まで運んできてくれて、その際に「熱いのでお気をつけ下さい」と声を掛けて頂きました。
中には「飲食店ならそれくらい普通だろ」と思う方もいるかもしれません。
しかし、当たり前のことを当たり前に出来ることは普通ではなく素晴らしいことだと私は感じています。
それくらい、世間の多くは当たり前のことが当たり前に出来ていないのです。
ラーメンを完食した後、テーブルを拭いて丼をカウンターに上げて「ごちそうさまでした」と挨拶すると、「わざわざありがとうございます!またお願いします」と最後まで愛想よく接客してくれました。
このような対応を「当たり前」だとは私は思いません。
当然、店員さんも人間なので、その日の気分で態度や接客に波があるのは仕方ないでしょう。
ただ、もともと性格に難がある人は普段の言動からそれが読み取れるものです(笑)
楊貴家の店員さんにはそのようなものを一切感じなかったため、また来たいと素直に思える接客でした。
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