秋葉原の武将家を徹底的にレビューしてみた

こんにちは。栞です。

今回は、東京の秋葉原にある家系ラーメン「武将家」に行ってきました。

[住所]
東京都 千代田区 外神田4丁目2−7

秋葉原には数多くの人気ラーメン店があり、ラーメン激戦区として有名ですが、その中でも武将家はトップクラスの人気を誇っています。

今回は、ガツンと濃厚な武将家ラーメンを頂いたので、その様子をレポートします。

[家系ラーメンと誤解される店]
山岡家は家系ラーメンではないが、その違いとは?

秋葉原:武将家のスープは乳化タイプ

今回頂いた武将らーめんがこちらです。(1,000円)

武将らーめんには「ほうれん草」「煮卵」「チャーシュー」「海苔」が全てトッピングされており、超豪華な一品です。

券売機の最初にあるメニューも武将らーめんなので、初めて武将家をトライする方にはオススメです。

また、家系ラーメンといえば、「麺の硬さ」「スープの濃さ」「鶏油(チーユ)」の加減をお好みでカスタマイズできます。

私は「麺固め」「スープ濃いめ」「鶏油少なめ」でオーダーしました。

まず、スープは乳化しているため、スープ濃いめでもそこまで塩辛くない印象でした。

[乳化とは?]
水と油のように、本来は混ざり合わない成分が一体になること。
(例:マヨネーズの酢と油)

武将家をはじめとする家系ラーメンのスープは豚骨醤油をベースにしており、仕込みの段階で大量の豚骨を煮込みます。

その際、加熱された豚骨から動物由来のコラーゲンがスープに染み出し、これが乳化剤となって、本来は混ざり合わないはずの油(鶏脂)と一体化するというわけです。

本来、家系ラーメンのスープはもともと濃いはずですが、乳化されているせいか、スープを濃いめにしてもそれほど塩辛さはなく美味しく頂けました。

ただ、濃いめの味付けが苦手な方は「薄め」をオーダーしておいた方が賢明でしょう。

麺は酒井製麺の中太ちぢれ麺

武将家では「酒井製麺」の中太ちぢれ麺を使用しています。

実は、酒井製麵を使用できるのは正当の家系ラーメンだけなのです。

巷では家系ラーメンの本場で修業をしていないにも拘わらず、勝手に家系ラーメンを名乗ったり、家系ラーメンをインスパイアしたお店が多数出店しています。

しかし、酒井製麺はそうした”偽家系ラーメン”には自社の麺を一切卸していないのです。

酒井製麵の中太ちぢれ麺は家系ラーメンと相性が良く、濃厚なスープが麺に絡みつくことで余すことなくスープを味わえるように設計されています。

もしこれがストレートな細麺だったら、麺にスープが絡まず、美味しさは半減してしまうことでしょう。

酒井製麵を麺を使用した武将家ラーメンが不味いはずありません。

ご飯は無料

家系ラーメンといえば、ラーメンにご飯(ライス)が付くことですよね。

武将家でもご飯が提供されていますが、こちらは無料となります。

券売機で食券を購入した後、店員さんが食券を回収に来るタイミングでご飯の有無を聞かれるので、必要な方は「大盛り」「中盛り」「小盛り」のいずれかを伝えましょう。

食券は買ってから並ぶ|追加注文は現金で

武将家は食券制ですが、並ぶ前に食券を購入しておく必要があります。

ただ、席に案内された後でトッピングなどを追加で注文した時は、店内にて現金で購入することになります。

追加注文する際は店員さんにその旨を伝え、現金で購入して下さい。

なお、武将家には「武将家 外伝」という姉妹店があるので、そちらとの違いについては以下の記事をご覧ください。

接客や店員さんの雰囲気は?

武将家の店員さんはとにかく活気がよく、それでいて気配りが繊細というギャップ萌えな方たちです。

常に行列が出来ている程の超人気店ですが、お客さんの回転率が良いのは店員さんの案内が非常にスムーズだからです。

券売機で食券を買って待機していると、店員さんがやって来てお好みやご飯の有無を聞いてくれます。

待機しているお客さんの人数から、私の入店はまだ先でしたが、この時既に厨房の店員さんにお客さんがこの後に注文するメニューを伝えてあるのです。

そうすることで厨房の店員さんはどのメニューがどれくらい出るのかを事前に把握することでき、効率よくラーメンを調理することが出来るというわけです。

これにより、お客さんへの提供も素早く行うこと出来るというわけです。

店内は清掃が行き届いていて綺麗で、紙エプロンまで用意されています。

紙エプロンの場所は入店して左にあり、冷水器の隣に常備されています。

私は紙エプロンを常時使いたい人間なのですが、お店によって紙エプロンを常備していないところがあり、その時はラーメンの汁が服に跳ねないように慎重に食べています。

そのため、紙エプロンが常備されている武将家は神対応と言えるでしょう。

ちなみに、入店して真っすぐに進んだ奥にトイレがあるので、こちらも覚えておくといいでしょう。

ただ、家系ラーメンでは大量の豚骨を使用するので、床に脂が残ってしまい、滑りやすくなっている点に注意が必要です。

特にトイレの床は滑りやすいので、トイレを利用する際は転倒での怪我にご注意ください。

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